不動産投資サイト「楽待」(https://www.rakumachi.jp)を運営する株式会社ファーストロジック(本社:東京都千代田区、東証一部上場、証券コード:6037)は、コロナ下における不動産投資家の意識調査を実施しました。「楽待」に会員登録している方を対象に、2020年8月1~5日の期間、WEBアンケートを行い、543人の回答が集まりました。
■本リリースのポイント
・2020年8月1~5日で、「不動産投資の楽待」登録会員に向けてアンケートを実施
・2016年の同調査と比較し、投資先として「区分マンション」「戸建て」などが人気を集めた
・「1棟マンション」「1棟アパート」などは票を集めつつも、やや人気が下がる結果に
■意識調査の概要
「今、収益物件は探していますか?」という質問に、493人(90.8%)が「はい」と回答しました。つづいて、「どんな物件を探しているか?」という質問をしたところ、「ワンルーム区分マンション」「ファミリー区分マンション」「戸建て」などの人気が増えていることが分かりました。(2016年7月期と比較、n=304)一方、人気が減っているのは「1棟マンション」「1棟アパート」「シェアハウス」。特に「1棟マンション」は顕著で、12.3ポイントダウンしています。
■考察:比較的少額で購入しやすい物件に人気が集まっている
先月発表した投資用不動産市場調査では、1棟マンション価格は過去7年、1棟アパート価格は過去5年で最低となりました。これは、新型コロナウイルスの影響で、投資用不動産に対する融資引き締めの傾向が強まったことが関係していると見られます。
一方、区分マンション価格は前期比で上昇しています。これは、区分マンションが1棟物件と比較して少額であり、融資動向に左右されにくいため、注目度が高まっているという見方ができます。今回の意識調査でも「区分マンション」「戸建て」「ボロ物件」と、比較的少額で購入しやすい物件の人気が伸びており、コロナ下の融資動向に影響を受けていると見られます。
※参考:プレスリリース「1棟マンション価格、過去7年で最低値」
[PDF]リリース資料(詳細なデータ)のダウンロードはこちら
※棒グラフ「1棟ビル」の2020年8月の数値が異なっており、2020年8月31日に訂正いたしました。