物件問合せ数100万件突破を記念して、2017年7月から「大家さん謝恩祭」というキャンペーンを開催した。楽待を経由して問い合わせた物件をキャンペーン期間内に購入したら、物件購入価格の1%を楽待からプレゼントするという大盤振る舞いなキャンペーンだった。
キャンペーン開始当日には、日本経済新聞の1面広告でも告知を行った。使った広告費は総額1億円と、これまでで最も広告予算をかけたキャンペーンだったが、あまりにも大盤振る舞いの内容に「これは本当か?」「なぜこんなにプレゼントするのか?」など、疑心暗鬼になるユーザーもいた。
キャンペーンの目的は、楽待の認知度向上と、不動産会社と不動産投資家の利用促進のためだった。「物件購入価格の1%がプレゼントされるならば楽待を活用してみよう」と不動産投資家に思ってもらえると考えた。そして、口コミを中心に本キャンペーンはどんどん拡散され、キャンペーン期間終了前に予算総額に達してしまい、途中終了することになった。
なお、本キャンペーンで成約した物件の総額は165億円であった。