2008年1月、「楽待コミュニティ」という不動産投資家を集めたフェアを開催した。
不動産会社は収益物件を販売するため、不動産投資家と対面で商談したいというニーズを持っている。しかし、人気の不動産投資家を招いてセミナーを開いても、セミナーだけ聞いたら不動産投資家は個別面談をせずに帰ってしまう。その問題を解消しつつ、不動産会社が不動産投資家と話せる企画がないか考えた。
そこで生まれた企画が「楽待コミュニティ」だった。人気の不動産投資家がいるブースと、不動産会社のブースを互い違いに作り、20分経過すると、タイムアップを意味する楽待のテーマソングが流れ、お客さんは次のブースに移動する。これを繰り返すことで、すべてのブースを回ってもらう形式とした。不動産投資家は実績ある不動産投資家の話を聞くことができ、不動産会社は不動産投資家と確実に対面で話すことができる。しかし、集客にかかるコストとブースの売上が合わず、赤字事業となったため、のちに廃止された。