<本リリースのポイント>
・不動産投資の楽待は、不動産会社に対して契約締結前に審査を行い、契約後も定期的にチェックを実施。問題がある場合にはペナルティ制度に基づいて取引停止措置をとっている
・2024年上半期は、審査による取引停止件数が16件、ペナルティ制度による取締件数が23件だった
・取引停止に伴ってサイトへの掲載が停止された物件の数は1600件を超えた
国内最大の不動産投資プラットフォーム「楽待」(https://www.rakumachi.jp)を運営する株式会社ファーストロジック(本社:東京都中央区、東証スタンダード、証券コード:6037)は、同サイトにおける「不動産会社の審査」及び「ペナルティ制度」2024年1~6月期の運用結果を公表いたします。
2024年上半期は、審査による取引停止件数が16件、ペナルティ制度による取締件数が23件で、計39件でした。2023年下半期と比較すると、取引停止件数が6件の増加、ペナルティ制度の取締件数が19件の増加となっています。取引停止に伴ってサイトへの掲載が停止された物件の数は1664件でした。
■2024年1~6月期で取締件数が増えた背景
「不動産会社の審査」及び「ペナルティ制度」への認知度が高まっていることが挙げられます。これまではユーザーからの情報提供をきっかけに調査を行うことが多かったですが、最近では不動産会社からの情報提供が増えているためです。
「楽待」は創業時から、サイト上のおとり広告や不当表示に関する注意勧告を行っています。「楽待」の取り組みに対し、不動産会社からの認知が高まったことで、より情報が集まりやすい状況になっていると考えられます。
■具体的な違反内容の紹介(東京都目黒区/不動産会社Aの事例)
東京都目黒区の不動産会社Aに関してユーザーから情報提供があったため、同社に対し事実確認を行いました。調査の結果、実際には取引する意思がないにも関わらず、販売価格を相場よりも著しく安く表示する「おとり広告」に該当すると判断。ペナルティとして、同社が掲載するすべての物件を7日間の掲載停止とし、今後同じような対応をしないように「改善報告書」の提出を求めました。
■「不動産会社の審査」及び「ペナルティ制度」について
「公正な不動産投資市場を創造する」というビジョンのもと、公正な不動産取引ができるよう「不動産会社の審査」及び「ペナルティ制度」を設けています。専門部署による契約締結前の審査に加え、当社サイトに登録した後も定期的にチェックを行っており、問題があると判断した場合には取引停止措置をとります。また、不動産公正取引協議会連合会による「不動産の表示に関する公正競争規約」に基づき、物件掲載に関するルールを定めています。ルールに違反した場合は「ペナルティ制度」のもと、サイトの利用停止や退会の措置をとっています。
■顧客満足度の平均点は3.9点(5点満点)
楽待では、不誠実な顧客対応をする不動産会社を減らすため、不動産投資家が不動産会社の接客や商談内容を評価する機能を設けています。顧客満足度の平均点は3.9点(5点満点)となっており、顧客満足度が2.5点以下と低い会社については、当社のカスタマーサポートから直接指導を行っています。
2024年7月現在、不動産投資家から寄せられた不動産会社の評価数は累計で19万件以上になり、評価された不動産会社は6100社超にのぼります。
こちらのプレスリリースでは、より詳しい改善指導の実施例などをご覧いただけます。