国内最大の不動産投資サイト「楽待(https://www.rakumachi.jp)」を運営する株式会社ファーストロジック(本社:東京都中央区、東証スタンダード、証券コード:6037)では、楽待新聞の読者を対象に、サービスの満足度や「公正な不動産投資市場を創造する」という当社のビジョンに対する評価などを質問するアンケート調査を実施しました。この調査は、2016年から年に1回以上のペースで実施しており、調査で得られた回答はすべて社員が目を通しています。今回の調査の回答期間は2023年3月8日~27日で、有効回答数は624件です。近年、企業の存在意義である「パーパス」を意識した「パーパス経営」が注目されていますが、当社においても利益追求だけでなく、ビジョン達成のための活動に注力しています。
■ビジョンへの評価は変わらず、各ミッションへの評価がやや向上
当社は「公正な不動産投資市場を創造する」というビジョンを掲げており、ビジョン実現のために「不動産投資家の支援」「不動産業界の健全化」「不動産情報の透明性向上」という3つのミッションに取り組んでいます。調査では、それぞれの項目において「ビジョンとミッションに即した運営ができているか」について5段階で評価していただきました。結果は以下の通りです。
・「公正な不動産投資市場を創造する」 :3.49 (前年比±0)
・「不動産投資家の支援」 :3.63 (前年比+0.01)
・「不動産業界の健全化」 :3.42 (前年比±0)
・「不動産情報の透明性向上」 :3.45 (前年比+0.02)
評価についての自由回答では「不動産投資のサイトではあまり取り上げられない、不動産投資の負の側面も伝えている」「情報の非対称性改善に寄与していると思う」という評価もある一方、「まだまだ不透明な業界だと思う」「よくわからない」という評価もいただきました。利用者からの評価を真摯に受け止め、今後の事業運営やサービス開発に反映してまいります。
■「誰もが安心して不動産投資をできる世の中に」ビジョンを実現するための取組み
不動産業界においては、かねてより不動産会社と不動産投資家の「情報の非対称性」が問題となっています。そのため、当社が運営する「楽待」では、不動産投資の正しい情報の配信や、適切な投資判断を促すサービスや機能を提供しています。具体的なミッションと、取り組みの一部をご紹介します。
<不動産投資家の支援>
不動産投資家を支援するため、中立的な視点で、不動産の基礎知識と最新情報を提供します。代表的な取り組みでいうと、楽待の物件情報ページにおける「積算価格シミュレーション」「キャッシュフローシミュレーション」機能です。物件の売り出し価格が適切かどうか、特に初心者のうちは判断が難しいものです。そこで、購入金額が適切かどうか、購入したらどれくらいの手残りになるのかを、本シミュレーションが瞬時に計算をしてくれます。
また、「楽待新聞」や楽待の公式YouTubeチャンネル(登録者数41.8万人)では、不動産投資の失敗事例や成功事例、基礎情報から最新ニュースまで幅広く取り上げています。
<不動産業界の健全化>
すべての人が安心して不動産投資を行えるように、健全な環境作りを促進します。そのための取り組みとして、当社では「不動産会社の審査」及び「ペナルティ制度」を設けています。専門部署による契約締結前の審査に加え、当社サイトに登録した後も定期的にチェックを行い、問題があると判断した場合には取引停止措置をとります。
また、不動産公正取引協議会連合会による「不動産の表示に関する公正競争規約」に基づき、物件掲載に関するルールを定めています。ルールに違反した場合は「ペナルティ制度」のもと、サイトの利用停止や退会の措置をとります。また、ルールを運用した結果は半期ごとにコーポレートサイトで報告をしています。
<不動産情報の透明性向上>
より多くの正確な物件情報を提供することで、投資家と不動産会社、双方にとってオープンな市場創りを目指します。楽待のサイトには、全国4500社以上の不動産会社が収益物件を掲載しています。5万件以上の物件情報が公開されているため、投資家はエリアの価格や利回りの相場を知ることができます。また、表にだせない物件情報は、特許を取得した独自のサービスを通じて紹介を受けることができます。
最近では、「路線価」「公示・基準地価」「洪水ハザードマップ」「エリア別の空室率」を一括でチェックできる「賃貸経営マップ」という機能をリリースしました。