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2023.12.21

空室率の過去データが閲覧可能に! 「空室率が改善したエリアランキング」も公開

<本リリースのポイント>
・楽待の人気機能「賃貸経営マップ」で、空室率の過去データが20年前まで遡って閲覧可能になった
・空室率が改善しているエリア、悪化しているエリアが一目で分かる
・「空室率が改善したエリアランキング」では、1位が広島県世羅町、2位が埼玉県吉見町、3位は岐阜県揖斐川町という結果に

空室率トップ

国内最大の不動産投資プラットフォーム「楽待(https://www.rakumachi.jp/)」を運営する株式会社ファーストロジック(本社:東京都中央区、東証スタンダード上場、証券コード:6037)は、人気機能の「賃貸経営マップ」で、エリア別の空室率を20年前のデータまで遡って確認できるようにアップデートいたしました。今回はWeb版のみのリリースですが、今後iOS・Androidのアプリでも利用できるようになる予定です。また「空室率が改善したエリアランキング」もあわせて公開いたします。

■今回アップデートされた「空室率」が分かる機能とは
「空室率」とは、賃貸住宅の数に対する貸家の空家数の割合です。総務省統計局が5年ごとに公開している「住宅・土地統計調査」のデータを当社で集計しました。
これまでの賃貸経営マップでは、最新のデータ(2018年)のみ閲覧可能でしたが、今回のアップデートにより2003年・2008年・2013年の過去データも確認できるようになりました。また5年前に比べて上昇した場合は赤色、下落した場合は緑色、横ばいの場合や最新のデータしかない地点については黒色で表記されており、推移が見やすくなっています。

■「空室率が改善したエリアランキング」で、空室率の推移をチェック!
こちらは、2013年から2018年で空室率が改善(=下落)した市区町村のランキングです。1位は広島県世羅町、2位は埼玉県吉見町、3位は岐阜県揖斐川町という結果になりました。

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1位の広島県世羅町は、広島県の中東部に位置します。標高350~450mの台地を有し、農産物の一大産地にもなっている自然豊かなエリアです。世羅町の空室率は2013年に68.1%で全国1位となりましたが、2018年には18.6%に下落しました。空室率が改善した理由について、中国地方で投資物件を複数購入し、最近世羅町にも足を運んだことがあるという投資家は「このエリアでは、以前は古い建物が多く空室が目立っていた。そうした物件の撤去が進んで入居率の高い物件が残ったために、自動的に空室率が改善されているのではないか。またエリアでは若いファミリー層も増えており、それが改善に寄与した可能性も考えられる」と推察しています。

日本では少子高齢化が進み、人口減少による経済規模の縮小や労働力不足などが懸念されています。国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、2020年に1億2615万人だった人口は2056年に1億人を割り込み、2070年には8699万人に減少する見込みです。特に人口減少が激しいエリアでは空室率が高くなり、賃貸経営上のリスクにつながるおそれがあるため、気になるエリアがあれば空室率の推移を確認することが必要です。

■調査概要
・調査機関:株式会社ファーストロジック
・調査方法:総務省統計局の「住宅・土地統計調査」を参考に、賃貸住宅の数に対する貸家の空家数の割合をエリア毎に集計して作成。
・データ利用:本記事に公開しているデータは無償でご利用いただけますが、出典の明記をお願いします
(出典例:不動産投資プラットフォーム「楽待」を運営する株式会社ファーストロジック調べ)

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