<本リリースのポイント>
・「不動産投資家が最も資料請求したエリアランキング」2023年5月度の1位は「岐阜県岐阜市」、2位は「神奈川県横須賀市」、3位は「千葉県船橋市」だった
・「岐阜県岐阜市」は今年に入ってから徐々に順位を伸ばし、2023年5月に全国1位になった
・この要因として、物件の価格高騰が続く主要都市を避け、近接する中核市に目を向ける不動産投資家が増えていることが考えられる
「不動産投資の楽待(https://www.rakumachi.jp/)」を運営する株式会社ファーストロジック(本社:東京都中央区、東証スタンダード上場、証券コード:6037)は、「不動産投資家が最も資料請求したエリアランキング」を発表します。「資料請求が多い」とは、楽待に掲載されている投資用物件への月間の資料請求数が多いことを指します。
■「不動産投資家が最も資料請求したエリアランキング」
1位は「岐阜県岐阜市」、2位は「神奈川県横須賀市」、3位は「千葉県船橋市」でした。
「岐阜県岐阜市」は今年に入ってから徐々に順位を伸ばし、2023年5月の資料請求数は前月比20%増となって全国1位になりました。
ランキング全体については以下をご覧ください。
■1位「岐阜県岐阜市」の物件に資料請求をした人の特徴
岐阜市の物件に資料請求をした人を居住地別でみると、「愛知県」が43.6%で最も多く、次いで「岐阜県」が21.2%でした。地元の岐阜県の人よりも、隣の愛知県から資料請求している人が多いという結果です。
■「岐阜県岐阜市」の資料請求が多かった要因
主要都市で、投資用物件の価格が高騰していることが考えられます。
2023年5月1日~同年5月31日に「楽待」に掲載された物件の平均価格と平均利回りを見てみます。愛知県名古屋市の1棟マンションの平均価格が1億7179万円、1棟アパートが7537万円、区分マンションが1611万円です。一方、岐阜市の1棟マンションの平均価格が8879万円、1棟アパートが6303万円、区分マンションが627万円と価格には大きな差があります。
平均利回りについても、主要都市は地方に比べて低くなっています。
名古屋市の平均利回りは1棟マンションが7.77%、1棟アパートが7.01%、区分マンションが7.07%です。一方、岐阜市の平均利回りは1棟マンションが11.91%、1棟アパートが9.93%、区分マンションが13.81%で、いずれの物件種別でも名古屋市よりも高い利回りになっています。
1位の「岐阜県岐阜市」は名古屋市のベッドタウンとしての性格を持つ中核市です。投資用物件の価格高騰が続く都市部を避け、近接する中核市に目を向ける不動産投資家が増えていることが考えられます。
当社が先日発表した「投資物件の人気上昇エリアランキング」でも「岐阜県」は2位になっており、このエリアに不動産投資家からの注目が集まっていることがうかがえます。
■調査概要
・調査機関:株式会社ファーストロジック
・調査対象:2023年5月1日から同年5月31日の間に「不動産投資の楽待」に掲載されていた物件に会員が行った2万6907件の資料請求
・調査方法:資料請求した物件の所在地を市区郡ごとに集計
・データ利用:本記事に公開しているデータは無償でご利用いただけますが、出典の明記をお願いします
(例)出典:不動産投資サイト「楽待」を運営する株式会社ファーストロジック調べ
当社の「不動産投資の楽待」では、地図から一括で路線価や公示地価・基準地価、洪水ハザードマップ、空室率を確認できる「賃貸経営マップ」や、投資の収支を計算できる「キャッシュフローシミュレーション」を提供しております。実際に物件を購入する際には、価格が安く手が出しやすいからといって安易に購入せず、このようなツールを使い、調査した上で慎重に行うことを推奨しております。