本リリースのポイント
・区分マンション価格は、5四半期連続で過去最高値を更新し、2300万円台に乗った
・一棟アパートは前四半期と比較して価格が下落するも、過去2番目に高い数値となった
・一棟マンション価格も前四半期から293万円減少し、表面利回りは0.33%上昇
国内最大の不動産投資プラットフォーム「楽待」(https://www.rakumachi.jp)を運営する株式会社ファーストロジック(本社:東京都中央区、東証スタンダード、証券コード:6037)は、同サイトにおける投資用不動産市場調査2024年7~9月期の結果を公表いたします。
(期間:2024年7月1日~同年9月30日、対象:期間中に「楽待」に新規掲載された全国の物件)
一棟アパート
一棟マンション
区分マンション
レポート概要
一棟アパート、一棟マンションの価格は前四半期と比較して下落したものの、引き続き高値で推移しており、価格高騰の傾向は変わらない結果となりました。区分マンションにおいては2023年7~9月期から5四半期連続で過去最高値を記録しており、2012年の集計開始以降初めて2300万円台に乗りました。
区分マンションは、他の物件種別と比べると販売価格が安く、購入後の管理もしやすいといった理由から、投資家にとって比較的手が届きやすい物件です。しかし一方で、物件購入後に入居者が入らないと家賃収入がゼロになってしまうおそれもあります。収益物件を購入する際は、目先の利回りにとらわれず、長期的にみても家賃収入を得られそうか事前によく調査するなど、投資判断を慎重に行う必要があります。
先日、国土交通省が発表した2024年7月1日時点の基準地価も、全用途の全国平均は前年比で1.4%の上昇となりました。地価の上昇基調が強まる中、引き続き市況の変化に注目してまいります。