<本リリースのポイント>
・「戸建投資で人気のエリアTOP100」の1位は「神奈川県横須賀市」、2位が「大阪府東大阪市」、3位が「千葉県船橋市」という結果に
・1位の「神奈川県横須賀市」は年間の資料請求数が2852件と2位に約3倍の差をつけた
・投資家は価格が高騰する首都圏や主要都市を避け、物件価格が安く、高利回りの物件が多いエリアを求める傾向があると考えられる
国内最大の不動産投資プラットフォーム「楽待」(https://www.rakumachi.jp)を運営する株式会社ファーストロジック(本社:東京都中央区、東証スタンダード、証券コード:6037)は、同サイトにおける「戸建投資で人気のエリアTOP100」のランキングを公表いたします。
※調査期間:2022年6月1日~2023年5月30日
調査対象:楽待に掲載された物件のうち、資料請求された戸建物件
■「戸建投資で人気のエリアTOP100」概要
1位の「神奈川県横須賀市」は資料請求数が2852件と、2位の「大阪府東大阪市」の約3倍と大きく差をつけています。東京や横浜など都心からのアクセスが良く、横浜市や川崎市などのエリアと比べて物件価格が安く、平均利回りが高いことが人気の要因だと考えられます。2023年6月に資料請求があった戸建物件の平均価格と利回りを見てみると、近辺の横浜市は戸建物件の平均価格が1340万円、平均利回りが10.95%だったのに対し、横須賀市の平均価格は908万円、平均利回りは13.08%でした。
■横須賀市の戸建物件に資料請求をした人の特徴
資料請求した人を居住地別に見ると「神奈川県」が40.8%、「東京都」が44.6%でした。
都心の物件価格が高騰したことで、横須賀市のようなベッドタウンのエリアの物件に注目が集まっていると考えられます。
また、資料請求した人の約4割が物件を保有していなかったことから、1棟アパートなどと比較して低価格で参入しやすい中古の戸建物件を1件目として購入する投資家の需要が一定数あることが推測されます。
■横須賀市のようなエリアで増える「空き家再生投資」
戸建投資においては、空き家となった戸建を低価格で購入し、リフォームやDIYを行い、人が住めるように物件を再生する「空き家再生投資」が最近のトレンドにもなっています。今回ランキングで1位となった横須賀市の人口は、2015年時点で約40万人でしたが、2045年には30万人を下回る予測であると市が発表しています。
こうした空き家が増えるエリアの物件に投資家が注目し、物件が再生されることで、地方活性化や空き家問題解決の一助にもなっていると考えられます。
しかし、横須賀市の人口は減少傾向にあり、山や丘陵が多く住みづらいという意見もあるため、投資判断は慎重に行うことをお勧めします。